夢の屋(北海道のネット古本屋=気まぐれメモ)

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警句"親父の口癖だが―"inアシモフ「ミクロの決死圏2―目的地は脳」

 ベッドの枕近くに置いてあったメモ帳に、"親父の口癖だが―"という警句・格言がいくつかメモされていた。が、そのメモに気付いた時には、その出処が判らなくなっていたので、いったい何の本に書かれていたのかが気にかかり、検索で調べたら、アシモフ「ミクロの決死圏2―目的地は脳」であることが判明した。
 この小説の主要登場人物のひとりであるアルカジイ・デジニョーフの口癖が、"親父の口癖だが―"に始まる警句であり、全19章の各巻頭に掲げられているのも、"先代デジニョーフ"の警句だ。

《メモ帳から転記》
●猿が発明されたのは、政治家が必要になったからだ。
●節約の困ったところは、ひどく費用がかかることだ。
●悪い知らせを運ぶのは鷲の翼、良い知らせを運ぶのはナマケモノの足
●中途半端な想像力は、なにもないより始末が悪い。
●(小さい頃、おやじはこういったっけ)坊や、情熱は真実の保証にはならない。

《追記 5/21 23時》
上の記事を投稿したときに感じたのだが、
何故気に入ってわざわざ鉛筆を持ってメモを残したのか不明の警句がある。
小説の中の或る展開の場面や状況の下でこそ生き
なかなか決まっていたデジニョーフの"親父の口癖だが―"の警句も
背景無しにその部分だけを抽出して独立させてしまうと
気に入った理由が判らんとなるようです。
そんな状況の説明一切無しに、
百人百様の受け止め方をされる意味深の(奥行きのある)言葉が警句や格言としての残るのでしょう。

想起するものが皆同じ様なものだったら、そんな平凡な言葉をわざわざ残そうとはしないだろうから。
今回のデジニョーフで一番気に入っているのは、一番意味深と思えた・そう感じた
坊や、情熱は真実の保証にはならない
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